2004年度4町会合同防災訓練

2004年9月14日に田園調布会、田園調布協和会、田園調布親和会、田園調布西町会の4町会合同の防災訓練がありました。筆者はインバータを使用して自動車のバッテリーから非常用の交流100V電源をとる方法について説明をしていたので細かく会場を見て回ることが出来ませんでした。

とりあえずおもな写真を掲載したいと思います。


田園調布親和会会長の成瀬さんが開会の挨拶を行っています。


田園調布出張所、田園調布警察署、田園調布消防署など行政の協力がありました。


団結力の強い西町会


田園調布会は帽子からしてリッチそうです。


協和会は人数よりも質で勝負。


当番町会である親和会はメンツを掛けた動員力を誇っています。


煙体験。今年は風が穏やかだったのでいい煙が発生できました。ヤマゲンさんが訓練参加者をじっと見守っています。


と、思ったらヤマゲンさんの奥様が出てこられました。


緊急手当の原則について説明しているところです。皆さん正座して聴いてられます。


公園にいたどこかの児童クラブの子供達も飛び入りで参加してくれました。


起震車による地震体験。去年体験したのですが中腰で立っているほうが、バランスを取ることが出来ます。

正座の方がはじき飛ばされると思うのですが。

オフロードバイクでデコボコ道を走るときもシートに座ってしまうとはじき飛ばされます。ステップの上に立って中腰の姿勢を取るとはじき飛ばされません。

起震車の本体もけっこう揺れていました。


心臓マッサージの訓練。正確なポイントを押さえるのが重要なポイントだそうです。


スライド・ハンマーによる救出訓練。このスライド・ハンマーは見ていて強力そうです。なれない人がチスとハンマーでコンクリートを割ると誤って自分の手を殴ってしまいますが、スライド・ハンマーなら安全に行えそうです。

親和会で次に手に入れたいアイテムの一つです。


インバータを使って井戸水ポンプを回したり、交流100Vを取り出したりする方法について解説しています。

下の四角いのがインバーターです。


井戸水ポンプで実際にデモンストレーションしたかったのですが、持って来れないのであきらめました。実際の様子は写真で説明することにしました。


皆さん熱心に聞いてくれました。特に主婦の方から冷蔵庫に使えるか質問される方が多かったようです。

実際の実験の様子は
インバーターで井戸水ポンプを働かせる(震災時対策用)
をご覧ください。


恒例の火のついた天ぷら鍋に少量の水を注いで爆発させる実験。ドーンという音ととみに炎が上がります。参加者から「キャーッとかオーッ」と言った驚きの声が上がります。


今回の訓練の目玉の一つ、「スプレー式簡易消火用具で天ぷら火災は消せるか?」実験

まず天ぷら鍋に火が入った状態を作ります。


次にエアゾール式簡易消火用具(消火器ではない)で消火します、

説明によると天ぷら鍋に火が入った程度には十分効果はありそうですが、燃えている布団やカーテン等は消せない可能性があるそうです。


数種類のエアゾール式簡易消火用具を試してみましたが火の入った天ぷら鍋の消火には十分効果がありました。

小型なので狭い台所においても邪魔にならないでしょう。

ないよりは有った方がいい器具ですが、もう少し予算をかければ正式な「消火器が手に入る価格帯でもあります。意外と高価ですね。

四町会合同訓練無事終了しました。参加の皆様お疲れ様でした。毎年続けていると同じ訓練の繰り返しでマンネリ化に陥りますが、少しづつでもあたらしい実験や訓練を加えてマンネリ化を防ぎたいと思いました。

また訓練終了後、情報交換や親睦のための懇親会(出来ればバーベキュー大会などがグッド!)ができればいいですよね。

来年はその様なことが出来ないか働きかけてみたいと思います。

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