★親和会婦人部主催秋の落語会終了報告♪★
親和会では、毎年、秋に林家正雀師匠をお招きして、落語会を開いています。
今年も、10月14日(木)に、田園調布せせらぎ公園内(旧ラケットハウス2F)にて、”林家正雀出張落語会”を、開催いたしました。
本年度の、演目は、
1.持参金
2.一文苗(桂米朝作)
3.小間物屋政談です。
林家正雀師匠は、故林家彦六師匠の最後の弟子として、人情噺・芝居噺・怪談噺の面白さを、今に伝えていらっしゃる方です。
お笑いブームの、昨今ではありますが、一味もふた味も違った、生の落語の魅力を余すところなく、教えていただきました。
今年も、大変盛況で、師匠お得意の、踊りもご披露いただき、みな大満足の一日となりました。
毎年、この会の開催のために、ご尽力いただいております、O様、本当にありがとうございます。
来年も、またさらに、楽しい会になることと思いますので、ぜひ、みなさま、お誘いあわせの上、お出かけください。
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得意の踊りもご披露いただきました。
会長と一緒にパチリ♪
今年も”満員御礼”でした。
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<今回の演目の、1持参金という、噺(はなし)のあらすじをご紹介♪>
借金を抱えた男が、借りた知人から急にその金を返すよう催促される。
返す金もないのにどうしようと思っているところに、急に縁談の話が・・・。
誉めるところが一つもなく、さらに身籠っている女らしいけれど、ちょうど借金と同じ額の持参金がついてくるということで、さっそく話をすすめることにした。
嫁さんよりお金が重要という男に、とりあえずその日はお金が用意できないが、翌朝必ず持ってくるという仲介人。
男が翌朝待っているところに、お金を貸していた男が催促に来た。
すぐにお金がくるはずだからと、待っている間、「どうして急に催促するのか。」という話になる。そうしたら・・・!
なんと、ちょっとつきあってみた女が身籠ってしまい、金のない男にでも押し付けようと持参金を用意したいのだとのこと。
その女こそが自分が娶ろうとしている嫁だと気づいた。というサゲ。
(落語では、オチのことを、”サゲ”といいます。)
さすが”金は天下の回り物”!ということですね♪
(落語会案内↓)