災害時連絡用の通信手段を考える

町内会など地域防災組織で使用する災害時連絡用の通信手段を考えてみます。

携帯電話も通信手段の一つですが大規模災害時に通話可能であると断言は出来ません。

トランシーバーなどの無線機器については規格が多く、どの程度のものから実用になるかも非常にわかりにくいものがあります。

そこで、そこで災害時の通信手段になるシステムや機器をリストアップし、その短所や長所、年間の維持費、購入価格などを比較することにしました。

通信システム 携帯電話 特定小電力トランシーバ 小エリア無線機 簡易無線機 アマチュア無線機
長所 一般的である
誰でも使用することが出来る
無許可で使用できる
すぐに繋がる(即時性がある)
実用性がある
即時性がある
充分な実用性がある
即時性がある
簡易無線機と同等の性能
短所 災害時に使用できるかが不明 市街地になると、見通せる距離しか通話できない
実用性に乏しい
届け出が必用 届け出が必用 操作するにはアマチュア無線通信士の資格が必要
通信可能エリア 携帯電話の使用可能地域全域 市街地だと100mぐらい 市街地で1kmぐらい 市街地で2~3km 市街地で2~3km
購入価格 1万円~5万円/1台 1万~2万円/1台 1台10万円以上 1台2~3万円
年間維持費用 電話料金、基本料だけでも3万円/1台 年間600円/1台

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